宇治の抹茶スイーツ21選。京都屈指の本場で味わおう！

京都に来たら、観光も良いですが、食の楽しみも大きいです。全国各地を旅行するとき、その土地ごとのおいしいものをいただくのは大きな楽しみになります。日本だけでは無く世界中から人気の高い観光地で、その地方ならではの和風スイーツはいかがでしょうか。そこで今回は、極上抹茶スイーツがいただけるお店を厳選して21店、ご紹介します。

今回スポットを当てるのは、宇治茶と源氏物語の町と呼ばれる京都の宇治市。世界遺産である平等院や沢山のお茶屋さんがあることでも有名な地ですね。抹茶を使用したスイーツや和菓子などが味わえる、宇治でおすすめのスイーツ店をご紹介します♪ 後半では、宇治市以外で抹茶を楽しめるスポットもご紹介します。

「宇治」と聞いて思い浮かべるのは、10円玉のデザインでも有名な世界遺産「平等院鳳凰堂」。そして、今や世界的にも知られる「抹茶」。その本場の味のスイーツを楽しめるカフェなど、特におすすめのスポットをピックアップしてまとめてみました。

1．「中村藤吉 本店」

JR宇治駅南口からすぐそばにある「中村藤吉　本店」では、本格的な宇治茶や宇治茶を使用したスイーツメニューをいただくことが出来ます。イチオシの生茶ゼリイは冷たく冷やされた竹の器に、抹茶アイスクリーム、白玉、あんこにぷるぷる食感抹茶生ゼリーが詰まった、抹茶尽くしの逸品です。

フルーツとお茶のシフォンケーキ、ソフトクリームがセットになった「宇治のふきよせ」は色んな種類をちょっとずつ食べたい派に人気。 

茶そばや抹茶うどんなどのお食事もいただけます。 セットのご飯についてくるお茶のふりかけはお土産で買って帰りたくなる一品。 

1854年に創業され、茶商屋敷の代表格として使用されていた歴史ある建物の中で頂く冷たい抹茶のスイーツは、雰囲気も合わさりまた格別ですね。 

冬には温かいお汁粉で、宇治観光で冷えた体を温めましょう。

抹茶好きなら「中村藤吉」！と言われるぐらい有名なお店ですよね。いつも行列ができていてなかなか入れない・・・。そんな時は予約表☆開店時間は11時ですが、1時間前の10時から店の前に予約表が出されるのでそれを利用しましょう。

名前を書いたら開店まで周辺を散策するといいですよ。定番メニューから季節限定のメニューもあります。1月には京風雑煮セット、春には限定ドルチェセットなど♪美味しいスイーツと一緒に歴史と趣きある外観も眺めてみてくださいね。

京都に来たらここに来なければ！というほどの名店。誰もが絶賛するほどなんですよ。1月限定の京風雑煮セットはお正月限定メニュー！京風雑煮とつけもの、抹茶ようかん、干し梅干し、結び昆布、焙じ茶がセットになってとってもお得☆古都・京のお正月を味わえます。

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2．「伊藤久右衛門　本店」

江戸時代の1832年から続く、歴史あるお茶屋「伊藤久右衛門　本店」。手頃な価格なのに本格的な抹茶のお味の楽しめるスイーツが人気です。ぷりぷりの抹茶ゼリー、抹茶アイスに抹茶味のせんべい、ソフトクリーム、あんこ、白玉、寒天とボリューム満点の「抹茶パフェ」は、あっさりとした後味も人気の品です。

パフェやあんみつには抹茶パウダーが一緒に添えられているので、お好みでふりかけて頂くことも出来ます。

他にも抹茶ババロア＆ゼリーや抹茶ケーキ、抹茶そばなどお食事メニューも揃っています。

抹茶といえばスイーツメインが多いかもしれませんが、ここ「伊藤久右衛門」では抹茶をたっぷり使用した日本酒ベースのリキュールをお土産で買えます。ミルクやソーダで割ると、ちょっと大人の味♪寒い季節にもピッタリですよ♪

季節限定・数量限定のいちご抹茶だいふくも外せません！いちご大福のあんを抹茶あんにしていていちごの酸味・甘みと見事にマッチしたいちご抹茶大福は早めに購入したもの勝ち！抹茶点ての体験型メニューもありますよ。

春になるとどこのお店でも「季節限定メニュー」が出てきます。ここ、伊藤久右衛門でもありますよ。季節限定・いちご抹茶パフェ！宇治市で穫れた完熟いちごをたっぷり使ったぜいたく抹茶パフェ♪どのメニューもレベルが高くて大満足できますよ☆

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3．「通圓」

平安末期1160年創業の老舗「通圓」では、茶だんごや最中などから選ぶことが出来る「上抹茶とお菓子のセット」が人気です。他にようかん、抹茶あんぱん、煎茶大福パンなども選択することが出来、どれも上品な甘さで口当たりが良いスイーツです。

こってり味のにしんと爽やかなお茶香るそばがベストマッチのにしん茶そばも人気の一品。 

遠い昔、秀吉や家康もこの店で一服したと言われるお茶とお菓子をいただけば、また一味違った味わい深さも感じることが出来そうです。 

暖かい季節ならテイクアウトの抹茶ソフトをどうぞ。あっさりとした甘さとお茶の香りが爽やかで、甘い物が苦手でもぺろりと食べられます。 

日本最古と言われる宇治橋と、滔々と流れる宇治川を眺めながら抹茶ソフトを頂くのも素敵。

京都にあるお店で創業百年や二百年は当たり前、と言われる中でも老舗中の老舗「通圓」。ソフトクリームもいいですが、宇治抹茶氷も絶品♪器から零れそうな位の巨大サイズにもかかわらず、さっぱりしているのでペロリといただけます☆

この宇治抹茶かき氷には抹茶ソフトもトッピングされているので一度で二度美味しい！上抹茶と選べる御菓子付きは抹茶アイス入り最中がおすすめ。余談ですが、鎌倉時代に作られた「通圓」という狂言もあるそうですよ。

日本のお茶文化を実感させてくれる、香り高い抹茶が味わえる通圓。美味しい抹茶を頂きたいときはここがおすすめ！できれば「上抹茶」がいいですね。それほど広くない店内では宇治川一面を見渡せる客席。味だけでなく、老舗なのに納得の価格で嬉しいかぎり♪

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4．「福寿園 宇治工房 福寿茶寮」

五色餡に宇治金時、抹茶の練りこまれた白玉に、抹茶アイスクリーム、シロップがかかった「宇治抹茶アイス氷」は、さっくりとした細かな氷に、抹茶のほろ苦いシロップと餡のバランスが良いボリューム満点の人気和スイーツです。

抹茶アイスをメインに抹茶団子やクッキー、フルーツと金時豆がどっさりの抹茶アイスパフェは見た目にも華やか。ちょっと寒い日でもついつい食べたくなっちゃいます。

お茶が入った自家製の柔らかお餅にきなこ、抹茶をまぶし、餡と一緒に食べる「茶の香もち」。これが美味しくないわけがないですね。ほうじ茶とお茶の佃煮で口直しすればおかわりも出来ちゃいそう。

お食事も莵道（うじ）御膳や朝霧御膳、茶そばや茶葉粥などメニューが豊富。本格的な松花堂弁当もいただけます。

1790年(江戸時代)に創業された老舗の茶屋工房で、抹茶作り体験や出来たての抹茶スィーツの美味しさを堪能することが出来ます。

一階はショップ、二階がカフェになっています。カフェに行くとウェルカムドリンクとして一口緑茶が運ばれてきます。これがまた旨味たっぷりなんですよ！ほうじ茶のサービスもあって、注文する前からこれだけで満足できちゃいます☆

カフェでたっぷりと美味しいスイーツや食事を堪能した後は、引き寄せられるように一階ショップでお土産を購入してしまいますよ。このお店ではお茶をあらゆる角度から楽しむことができるところです。

料理からスイーツまで宇治茶を使用していて、宇治茶を美味しく満喫できます。カフェのおすすめは「菟道御膳」。玉露、煎茶、焙じ茶、甜茶の4種類を使用したメニュー。宇治の美味しいお茶を贅沢に味わえます。料理は季節によって変わります。

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5．「シェ・アガタ （Chez Hagata）」

京阪電気鉄道宇治線の三室戸駅より徒歩3分ほどの閑静な宇治の住宅街に位置するケーキ屋さん「シェ・アガタ」では、抹茶、クーベルチュールホワイトチョコレート、小麦粉、砂糖、卵、バターのみを使用した「挽きたて抹茶の贅沢テリーヌ」が大人気。お取り寄せもできます。

しっとりと濃厚な抹茶とチョコレートの風味と、不思議なほどにふんわりとした触感は、口どけも良く、生チョコのようなムースのような新食感。「ここでしか食べられない抹茶スイーツ」をテーマにした宇治抹茶を使用した「アガタロール」「宇治サブレ」「マルポローネ」なども人気の商品です。

2000年創業と、他のお店よりも歴史が浅いですが味は本物！さまざまなメディアに取り上げられるほどの人気なんですよ。余分な飾り付けをしない、シンプルなスイーツですがそれがまたいいんです！何度食べても飽きのこない味でリピーター率が高いのも納得できます。

「アガタロール」は冷やして食べると、暑い日に最適のスイーツになりますよ♪「抹茶のテリーヌ」は創業当時から変わらぬ味でいつ食べても安心できる味になっています。

特に抹茶のテリーヌはメディアに取り上げられてからはお取り寄せの注文が殺到するほどの人気！抹茶本来の甘みと旨味を凝縮した濃厚な味わいなのに口当たりがよく、口の中でとろけます♪スポンジケーキというよりも生チョコのような食感。

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ここからは、宇治市以外のスポットをご紹介します。

6．茶寮 都路里

茶寮　都路里は創業150余年の老舗である「祇園辻利」のカフェです。宇治茶の楽しみ方について、飲むだけから食べるものへ、という想いをもって設立されました。四条通りに本店がありますが、JR京都駅の伊勢丹の6階にもお店があります。本店はとても混み合うので、JRの方の支店が穴場です。

京都で抹茶スイーツのお店と言われたら、都路里は外せないと言われている有名店です。名物は、なんといっても都路里パフェです。辻利の抹茶を贅沢に使用していて、甘すぎずあっさりしていて食べやすいです。抹茶の風味がしっかりと味わえるので、抹茶好きの方には特におすすめです。

抹茶パフェはけっこう制覇してしまった・・・。という方には「味くらべ」がおすすめ。わらび餅、白玉、抹茶白玉、抹茶ゼリー、抹茶クリームが味わえます♪抹茶あんみつもいいですよ☆白玉や寒天、小豆が乗って美味しいです！

7．ジュヴァンセル

ジュヴァンセルは、洋菓子屋さんです。ただ、和のテイストを取り入れて抹茶スイーツを取り扱っていて、そのミックスが絶妙です。お店の立地は、八坂神社の目の前にある祇園店などがあり、観光ついでに立ち寄りやすい場所にあります。祇園店にはイートインスペースも設けられていて、観光の合間に一息つけます。

ジュヴァンセルで抹茶を味わうなら、なんといっても抹茶フォンデュ（祇園フォンデュ）がおすすめです。抹茶フォンデュは、お団子やパウンドケーキ、季節ごとの旬のフルーツ等などを甘めの抹茶チョコレートソースにかけて頂きます。和と洋の組み合わせがとても上手で、人気があります。

祇園フォンデュはジュヴァンセルでもかなりの人気！お昼を過ぎた頃には完売の場合も。絶対に食べたい！という方は早めに行くのがおすすめ。祇園フォンデュが食べられるのは祇園店のみ！フルーツなどを食べ終わった後には抹茶チョコソースにホットミルクを混ぜて飲み物にしてくれますよ☆

8．茶寮翠泉（さりょうすいせん）

茶寮翠泉は、地下鉄烏丸線　四条駅から徒歩5分の場所にある和風カフェです。京都で、本格的な和スイーツをいただけるお店というコンセプトのもと、創業された本格派のお店です。茶室を模した風情のある店内で、抹茶スイーツなどのカフェメニューを楽しむことができます。

ここの看板メニューは翠泉パフェです。見た目もとても豪華で、しかも上品です。気になるパフェの中身は、濃厚な抹茶ソフトクリームがまず目を惹きます。わらび餅と小豆が入っていて、きなこがトッピングされています。京都らしい和の陶器に入っており、1度は食べてみたくなること間違いなしです。

扱いが難しい抹茶。1つ間違えると風味も色合いも違ったものになってしまいます。そんな繊細な抹茶を一番美味しいタイミングで食べれるように、と手作りしているのがこのお店。他のお店よりも比較的新しいですが、抹茶へのこだわりは負けてませんよ！

9．京煎堂

京煎堂は、創業80年を、3代目の店主が経営する伝統のお店です。時代に応じたメニューを提供し、伝統と新しさのハーモニーを大切にしています。「京都らしさ」へのこだわりも強く、上品さやみやびが感じられます。お手頃な値段もうれしいです。お店の立地も行きやすい場所にあります。

京煎堂のイチオシメニューは、なんといっても抹茶パフェです。このお店での一番の人気メニューで、抹茶づくしのパフェの上に、京煎堂自慢の茶の葉煎餅がトッピングされています。見た目も上品で豪華で心惹かれます。味わい深い抹茶シフォンケーキなどのメニューも人気です。

京煎堂の甘味は上品な味と控えめな甘さで、甘いモノが苦手な方でも食べやすくなっています。抹茶パフェもいいですが、何度も訪れる方には夏季現地メニューのぜんざいもおすすめ！春になれば期間限定の桜パフェもいいですね♪桜葉の塩漬けで包まれた桜アイスはまさに春の香り♪

10．西尾の八ツ橋

京都に来たら外せないのが西尾の八ツ橋です。このお店は創業なんと300年を誇る老舗の和菓子屋です。今回ご紹介する祇園店は、南座から八坂さんへむかう道すがらにあります。店内では、西尾の八ツ橋の歴史を垣間見ることが出来ます。

西尾の八ツ橋祇園店では八ツ橋だけではなく抹茶スイーツを味わうことが出来ます。人気のあるのが、西尾の特選抹茶パフェです。抹茶スイーツがふんだんに使われていて、かわいいマカロンの盛りつけがアクセントで目を奪われます。まさしく究極の抹茶パフェです。 抹茶パフェがあるのは祇園店と清水坂店です。

このお店、創業は江戸時代というから驚きです。当時は米粉を使用した、携帯食にもなる白餅を扱っていたそうです。おすすめの抹茶パフェにはもちろん八ツ橋・生八ツ橋がトッピング！抹茶の味も濃い目で納得のお味。八ツ橋に使用する米粉を使った純米シフォンケーキも美味しいですよ♪

11．ことたま

ことたまは、モダンな感じの外観が目を惹く和スイーツのお店です。白玉専門店ですが、抹茶スイーツも扱っています。清水寺からも近いので、お寺参りの帰りに立ち寄る観光客もたくさんいます。隠れ家、アジト的な雰囲気も合って、リピーター客も多いです。

ことたまの一押しは、自分の好みで組み合わせることが出来るパフェです。季節に応じてさまざまなトッピングを楽しむことも出来、自分の好きな材料を組み合わせても楽しいです。名物の白玉も色とりどりで、抹茶アイス、抹茶ソース、イチゴなど具材を組み合わせて作れるパフェの種類はなんと268万通りです。

12．SAGANOYU

SAGANOYUは、2005年までは銭湯だったという少し変わったお店です。今はカフェスタイルリゾートとして生まれ変わっています。店内は落ち着いていて風情のある雰囲気です。有名な観光地である嵐山嵯峨野に立地しているので、観光のついでに訪れたいお店です。

SAGANOYUは、昔銭湯だった趣がどことなく生かされていて、とてもレトロな雰囲気のある素敵なお店です。抹茶好きな方への贈り物や、抹茶好きな方の自分へのプレゼントにもいろいろな抹茶スイーツが用意されています。抹茶パフェだけでなく、パンケーキもおすすめのお店です。

13．甘味処　月ヶ瀬

月ヶ瀬は、昭和元年（1926年）創業の老舗の和菓子屋さんです。もともとは四条河原町で開かれた一軒の京菓子司であった「若狭屋吉勝」がもとになっています。月ヶ瀬という屋号は、名所にちなんで名付けられました。あんみつの月ヶ瀬と言われており、あんみつもとてもおいしいお店です。

月ヶ瀬は、抹茶スイーツもとてもおすすめです。定番の抹茶パフェももちろんありますし、夏には抹茶かき氷なども人気です。元々が和菓子の原料にこだわった和菓子屋さんなので、原料にはこだわりがあり、あずきも大納言小豆を使うなど、厳選した材料がおいしさの秘けつです。抹茶クリームあんみつは絶品です。

14．OKU

OKUは、日本最古の学生寮を改築して出来たという、少し変わった歴史を持つ和風バルです。立地は祇園で、お店の外観からしてとても趣があります。とても京都らしい風情のある雰囲気で、思わず足を止めたくなります。祇園からも近くて行きやすい場所にあるのも魅力です。

OKUのおすすめはなんといっても抹茶パフェです。クリアなグラスに盛りつけられたパフェの中身は、小豆アイスに抹茶アイス、下には抹茶とチョコレートとバニラのムースが入っていて見た目にもとても美しいです。食べるのがもったいないと思ってしまうほどのメニューなので、ぜひとも1度ご堪能ください。

15．ぎをん小森

最後にご紹介するのはぎおん小森です。ここは、おもてなしの心をとても大事にしているお店で、第二次大戦後すぐにお茶屋として開店した老舗店です。使う材料にもこだわりがあり、小豆は十勝の大納言、わらびもちはわらび粉100パーセントの厳選した材料を使っています。

ぎをん小森のおすすめは、なんと言ってもわらび餅パフェです。小森のこだわりのわらび粉100％のわらび餅に、栗の甘露煮やあずき、抹茶カステラ、そして一番上に抹茶アイスが贅沢に盛りつけられています。焦がしきな粉も効いていて、ミックスされた味わいを1度食べれば忘れられないでしょう。

16．はんなりかふぇ 憩和井（いわい）

京飴の岩井製菓がプロデュースする宇治の甘味処。このお店で提供されているスイーツは、長年の飴屋の経験を活かして生み出されているそうです。また、少し苦みを利かせたコクのある抹茶・爽やかな香りが残る抹茶など、商品に合わせて抹茶も使い分けているそうです。

お店イチオシの代表商品は、生姜との相性の良いうまみが凝縮された飴蜜で作られる「門外不出のひやしあめ」だそうです。「源氏パフェ」「抹茶白玉ぜんざい」「抹茶わらびもちパフェ」などのほか、「茶そば」「憩和井うどんセット」などの食事メニューも用意されています。なお、テイクアウト専用メニューとして「こだわりの抹茶ソフトクリーム」も人気となっています。

17．三星園 上林三入 本店

創業は安土桃山時代の天正年間で、将軍家御用御茶師という歴史と伝統を持つ老舗のお店です。お茶の販売だけでなく、店内3階にあるお茶室「三休庵」でお抹茶づくり体験も行っており、宇治市内産1kg5万円という高級抹茶を自ら挽いて、自ら点てて味わうことができます。

併設されている喫茶室では、挽きたての純正宇治茶を楽しめるほか、特製わらびもち抹茶セットなどが人気となっています。夏季には、Premium宇治金時・冷やし抹茶ぜんざいなども用意されています。ちなみに、スイーツにかかっている抹茶の凄さに魅せられて、自宅でアイスクリームなどにかける目的で高級抹茶を購入していかれる方も多いらしいです。

18．総本家 大茶萬

宇治の地で茶だんごと和菓子一筋で商いをしているお店です。生地の元となる原材料にもこだわりを持って厳選するとともに、宇治の抹茶を贅沢にまぜて上品に仕上げる茶だんごのほか、同じく宇治の抹茶にこだわった抹茶水無月なども人気となっています。

小さなお店ですが、店内には喫茶スペースも設けられており、店主こだわり4品「茶々せっと」のほか、和パフェ・白玉だんご入り抹茶もなかアイスなどを楽しむことができます。ドリンクメニューとしては、抹茶フロートのほか、好みが分かれるかもしれませんが、ちょっと変わったアレンジとして抹茶サイダーフロートなども用意されています。

19．岩井製菓

上で紹介した「はんなりかふぇ 憩和井」をプロデュースしているお店です。しょうが風味がピリリときいた「ひやしあめの素」は、砂糖の代わりに料理の隠し味としても利用できるということで、テレビなどのメディアでも紹介され、お店の名物にもなっています。

カラフルで京都らしさを演出した6種の飴のアソート「都の石」がお店の定番。ちょっと贅沢なものとしては、極上宇治抹茶を限界まで飴の生地に練り込み、さらに飴玉の中心部には、その抹茶をそのまま包み込み、さらには表面にもまぶして三層構造に仕上げた「碧の極み」。ちなみに、テイクアウトできる抹茶ソフトクリームも、抹茶パウダーがまぶされたほろ苦の味わいで人気となっています。

20．洋菓子マロン

JR宇治駅のすぐ近く。昭和のレトロな雰囲気を感じるお店です。単にお洒落な見た目のケーキや、流行しているお菓子を追い求めるのではなく、口当たり良さや、素材のうま味を最大限生かせるスイーツ作りを心掛けて取り組んでいるそうです。

ショートケーキ、アップルパイ、デコレーションケーキなどの定番商品のほか、抹茶カステラが一番人気となっている商品です。ほうじ茶カステラと通常のカステラも組み合わせた三種詰め合わせもおススメ商品です。なお、店内にイートインスペースはありませんが、テイクアウトして楽しめるオリジナルの抹茶ソフトクリームも人気となっています。

21．京阪宇治駅前 駿河屋

京阪宇治駅の目の前にある茶だんごの製造直売店です。茶だんごに限らず、ようかん・もなか・水無月など抹茶を使った色々なお菓子が用意されているほか、店内には小さいながらもイートインスペースが設けられており、購入した商品をその場で味わうことも可能です。

和菓子だけでなく洋菓子もあり、宇治産抹茶をたっぷりと使用した「抹茶かすていら」のほか、しっとりとした抹茶のスポンジ生地で小豆粒あんとお餅をくるんだ「抹茶オムレット あさぎりの月」。抹茶の風味・あんの甘味・お餅の食感が融合した逸品で人気となっています。なお、春から秋にかけての行楽シーズン限定となりますが、「抹茶ソフトクリーム」がテイクアウト人気NO.1となっています。

今回は、京都を訪れた際には是非とも1度は味わいたい、絶品抹茶スイーツをいただけるカフェや甘味処をご紹介しました。どのお店もそれぞれ個性豊かで、本格派の方でもご満足できるお店ばかりです。風情のある町並みの中で、贅沢な和のスイーツを味わいながら、至福のひとときをお過ごしください。

宇治の抹茶スイーツは如何でしたでしょうか？　カフェ・イートインスペースだけでなく、テイクアウトして宇治川の風情を感じながら味わうのも旅の思い出になると思います。そして、お土産に好適なものもたくさん用意されていますので、この中の情報も参考にしていただければ幸いです。

素材提供：トリップアドバイザー