祇園小石について
京都の祇園石段下、四条通りでいつも行列ができている祇園小石。甘味処では和のパフェが大人気です。もともとは京飴を取り扱っており、本格的な飴がお手頃価格で買えます。彩り豊かな飴は可愛らしさもあってお土産に人気。創業以来伝承されるしっかりとした技術だからこそ五感に訴える京飴が作られます。人気の京飴やパフェなどもご紹介します。季節限定の甘味や商品もあるので是非チェックしてみてくださいね。
昭和11年に創業した「祇園小石」は祇園小唄から一節をとって名づけられました。唄にちなみ、当時から現在も京飴を中心に販売されています。
四条大宮の近くにある本社と、祇園本店があります。どちらにも飴を表現したという丸が描かれた暖簾が掲げられ、上品な和の空間の中で楽しいお土産選びや甘味に舌鼓を打てます。
京飴が主流商品です。直火に銅鍋でしっかりと煮詰めたのち、冷却し成形されるという昔から変わらぬ技法で、後味と舌触りが抜群で歌舞伎役者からも定評を得ているそうです。平成19年には、「京飴」が特許庁から地域団体商標の認定を受けました。
こだわりの黒蜜は「秘傳」とされ、数多くのメニューに用いられています。飴はもちろんのこと、甘味どころで出されるパフェやあんみつなどでその黒糖を味わえます。
月替わりで季節のものを盛り込んだ飴が発売されます。例えば、8月は夏らしくすいか飴でした。まさにすいかそのものをモチーフとしてかたち造られています。なんと種まで入っていて、技術力と繊細さを感じずに入られません。種の正体は黒ごまですよ!
春にはさくら飴や深緑茶飴、冬には柚子飴や、紅梅飴などあって全てコンプリートしたくなりますね。京都を訪れるたびに買いたくなる一品です。いろいろなものを既に買ってきた京都好きの方にも是非お土産としてどうぞ。
◆祇園飴歳時記 432円(税込)