お土産に最適♡もらってうれしい京都の干菓子6選
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kyo-trip
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2016年12月19日
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巧みな技と製法を用いて、ひとつひとつ丁寧に作り上げられる京の干菓子。日本の四季になぞられた干菓子は、色彩が美しく和素材を生かした上品な甘さと口当たりが優しい和のスイーツです。しかも日持ちもよいので、お土産に最適ですよ。
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干菓子は〝ひがし〟と読みます。干すという字が使われているように、水分の少ない乾燥した和菓子です。種類は様々で、型に入れて固めて打出した落雁や砂糖に水飴を加えて細工した金平糖・有平糖などなど。あられやせんべいも干菓子の一種なんですよ。
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種類が豊富な干菓子は、正直、何を選んだらいいのか、どんな種類があるのか、わからないという人も多いと思います。そこで干菓子の説明を交えながら、オススメの店舗を紹介していきたいと思います。
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砂糖と下味のついた水分で作られる、「金平糖」。カラフルで見た目に華やかなので、お土産にはぴったり♡意外と作るのに手間がかかるので、最近では金平糖を作るお店が少なくなっているんですよ。
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京阪電車・出町柳駅徒歩10分の場所にある、「緑寿庵清水」。1847年創業、日本で唯一の金平糖専門店です。通常の金平糖は着色した砂糖を固めるだけなのに対し、このお店の金平糖は天然素材で味を付けてから砂糖を固める技法を用いています。金平糖は、口に含めば軽やかな甘みと口どけの良さに驚かされます。
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通年を通して店頭に並ぶ小袋に入った金平糖は、苺、ミカン、メロン、バニラ、ニッキ、天然水サイダーなどバラエティ豊かな13種類のフレーバー。時間と技術がいる金平糖は、完成までに16日以上もかかるといいます。そのため、小袋は1人3つまでの購入となっています。
さくらんぼ(4月)、完熟マンゴー(7月)、空中スイカ(8月)、焼き栗(9月)など。その月の旬なフレーバーが、金平糖となって登場します。金平糖としては珍しいフレーバーの数々。フレーバーに合わせてつくられたパッケージは、贈り物にしたら喜ばれますよ。
TOP5000緑寿庵清水
出町柳、元田中 / 和菓子
- 住所
- 京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
- 電話番号
- 075-771-0755
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 水曜・第4火曜
- 平均予算
-
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飴菓子のひとつとされる、「有平糖」。主原料は砂糖と水飴で、季節をモチーフにした透明感と艶がある干菓子は、他国の人に贈っても喜ばれますよ。
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今出川駅から西陣方面に歩いて15分、1882年創業の老舗和菓子屋です。重厚な建物は、歴史的意匠建築物に指定されています。
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見た目も可愛いつくしの有平糖は、茎部分はシナモン風味、頭の部分は緑色の飴にケシの実がまぶされています。ポキポキとした食感が楽しめますよ。
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メタリックなつやつやとした輝きが美しい「千代結」。見た目が美しい干菓子です。キャンディーのように見えますがやわらかく、口の中でほろりとくずれます。繊細で割れやすいので、扱いには注意ですよ。
TOP1000塩芳軒
今出川 / 和菓子
- 住所
- 京都市上京区黒門通中立売上ル飛騨殿町180
- 電話番号
- 075-441-0803
- 営業時間
- 9:00~17:30
- 定休日
- 日曜・祝日・月1回水曜日(不定)
- 平均予算
-
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
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香川県や徳島県などで昔から伝統的な製法で手間暇かけて作られてきた、「和三盆」。上品な甘さとキメ細かな淡黄色の高級な砂糖です。まろやかで優しい甘みは、小さい子や年配の方にも喜ばれます。
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京阪本線・祇園四条駅から徒歩3分、1726年創業の老舗和菓子店です。
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中国故事に因んで長寿を願って作られた、菊を模った純白の和三盆「菊寿糖」です。店内で飲食をすると、この菊寿糖とほうじ茶がお通しとして出されます。上品な甘さの和三盆と香しいほうじ茶が、歩き疲れた体をほっこりとさせてくれます。
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一包一包綺麗に包まれてたこちらの和三盆は、口の中でホロッと崩れ、スッとなくなります。この白い干菓子は、「おちょま」。見習いの舞妓さんの初々しさをイメージして、作られています。過去には雑誌「BRUTUS」で、干菓子部門の手土産でグランプにも選ばれました。
TOP5000鍵善良房 四条本店
祇園四条、河原町、三条京阪 / 甘味処、和菓子、カフェ・喫茶(その他)
- 住所
- 京都市東山区祇園町北側264
- 電話番号
- 075-561-1818
- 営業時間
- [菓子販売] 9:00~18:00 [喫茶] 9:30~18:00 (L.O.17:45)
- 定休日
- 月曜日 (祝日の場合は翌日)
- 平均予算
-
データ提供:
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優しい甘みの穀粉が口の中でスッと溶ける、「落雁(らくがん)」。日持ちの良さと見た目の華やかさから、不祝儀やお祝いとして親しまれてきました。使われる材料によって風味が変わるので、いろいろ試してみると楽しいですよ!
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地下鉄今出川駅から徒歩約15分、築100年の町家をリノベーションしたオシャレな佇まいの落雁専門店です。グラフィックデザイナーの木本勝也氏がつくりあげる和三盆の落雁は、一般にイメージする落雁とは一線を画したアーティスティックなものとなっています。
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こちらは、「mix フルーツ」ですフランボアーズ、オレンジ、キウイの3種類の落雁は、実にフルーティー。。和三盆糖の優しい甘みとフルーツの酸味が、絶妙にマッチしています。天然果汁の旨みをギュッと閉じ込めたゼリーが散りばめられていて、見た目もキュート。
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ココアとバニラフレーバーの動物を模した落雁、「animal(アニマル)」。動物は、はりねずみ、かば、あしか、ぞう、ぶた、ひつじ、うま、しろくまの中から6つを選択できます。ポップなアニマル柄のパッケージは、小さいお子さんがいるお宅に贈っても喜ばれますね。
ウチュワガシ
今出川、鞍馬口 / 和菓子
- 住所
- 京都市上京区猪熊通上立売下ル藤木町786
- 電話番号
- 075-201-4933
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
-
データ提供:
煮て溶かした寒天に砂糖や水飴などの甘味を加えて、固めた菓子を乾燥させたものです。見た目や風味に変化をつけることが多い琥珀。職人によるアート作品のような菓子になっています。基本的には生菓子ですが、干菓子に分類されることが多いので、紹介させてもらいます。
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阪急京都線・大宮駅から徒歩5分。京菓子の名門と謳われた名菓子司の亀屋良安から暖簾分けした、1803年創業の老舗和菓子店です。
季節限定の干菓子が大注目。写真は、夏に販売された金魚と水輪を模った琥珀の干菓子です。琥珀の宝石になぞらえてつくられた透明感のある涼しげな見た目、表面のシャリ感、寒天のソフトな噛みごたえが夏らしい干菓子です。季節によって干菓子の形や種類を変えているので、出ていたら買いたくなりますよ。
亀屋良長 本店
大宮、四条大宮、四条(京都市営) / 和菓子
- 住所
- 京都市下京区四条通堀川東入ル醒ヶ井角
- 電話番号
- 075-221-2005
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 無休
- 平均予算
-
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
原材料はもち米の「麩焼」。さっくりとした口どけとほんのり甘みのある煎餅(せんべい)は、優しい口どけです。
寒梅粉やみじん粉に砂糖を加えて木型で型押して作られる、「押物」。美しく模られた押物は、型崩れしないようにしっかりと形成されているのに、口に含むとあっという間に溶けるので驚きますよ。
桃の節句で雛祭りに添えられることで有名なひなあられ。実はあられも干菓子の一種なんですよ。
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季節限定品で月毎に内容が変わる、季節感を感じられる干菓子詰め合わせは、麩焼、打物、押物、干琥珀、季節のころ露などバラエティに富んだでいます。どの干菓子を選んだらいいのか迷っている人は、まずはこちらの詰め合わせで自分の好みの干菓子を見つけてみるのもいいですね。
俵屋吉富 JR京都伊勢丹店
京都、九条、東寺 / 和菓子
- 住所
- 京都市下京区烏丸通塩小路下ル
- 電話番号
- 075-352-6335
- 営業時間
- 10:00~20:00
- 定休日
- 無休(元旦のみ)
- 平均予算
-
データ提供:
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花鳥風月の世界を表現した京の干菓子は、日本らしいお土産です。京都を訪れたら、国内外の知人や友達、ご近所や親せき、おうち用、自分用にと、用途に合わせて様々な干菓子を購入してみてくださいね。