京都の「南禅寺」が魅力的!周辺の散策&グルメスポットも♪
京都の禅寺の中でも、最も格式高いといわれる「南禅寺」。
四季折々の風景、歌舞伎でも有名な三門、方丈庭園、水路閣など、心打たれる見どころがたくさんあります。

今回は南禅寺の魅力とおいしい湯豆腐、合わせて立ち寄りたい周囲のスポットをご紹介いたします。
名所中の名所「南禅寺」
桜、紅葉の季節は格段に観光客でにぎわう南禅寺。人づてに噂を耳にし、中には人混みを避けるために、足が遠のく方がいるかもしれません。

ですがこの南禅寺は、それだけの理由で足を運ばないというのが惜しいくらいに魅力的なスポットです。
来訪者を魅了する「南禅寺」

地下鉄東西線「蹴上」から徒歩10分。有名なインクライン沿いに進むと、思ったよりすぐに南禅寺の参道にたどり着きます。観光地らしい賑やかな参道を抜けると、南禅寺の中門が見えてきます。

中門をくぐると、ここですら唸りたくなる光景が広がります。手を伸ばせば届きそうな松の木、楓の木、そして桜の木に挟まれた道の先には彼の有名な「三門」が置かれています。
絶景が味わえる「三門」

石川五右衛門の名台詞「絶景かな、絶景かな…(歌舞伎『楼門五三桐』)」でも知られる、南禅寺の正門「三門」。

重厚感漂うこの門をくぐると、身が引き締まるような気がします。それもそのはず、三門とは、仏教の修行で悟りに至るまでに通る「三解脱門」を略した呼称なのだそう。そんな門を具現化した正門をくぐれば、キリッとしてしまうのは当然のことかもしれません。
沈厚重たる如来、菩薩。雲龍の眼力が待つ「法堂」
日本の名勝庭園を抱く「方丈」
レトロモダンな「水路閣」

古めかしい寺院の中、異国を思わせる赤煉瓦の水道橋は、京都の中でも名フォトスポットとして知られています。
南禅寺といえば「湯豆腐」
南禅寺といえば、湯豆腐でも有名。ここまで来たのなら、名物も堪能してまいりましょう♪
南禅寺 順正 (なんぜんじ じゅんせい)
「ゆどうふ」
「おてまえどうふ」
奥丹 南禅寺店 (おくたん)
「ゆどうふ一通り」
八千代

京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅より徒歩約7分。南禅寺参道入ってすぐ、宿泊もできる料亭「八千代」。
南禅寺にきたなら楽しみたい周辺スポット

南禅寺の周辺には、合わせて立ち寄りたいスポットがたくさんあります。中でも歩いてすぐ、気軽に立ち寄れるスポットをご紹介いたします。
南禅寺の塔頭「金地院」
■アクセス
地下鉄「蹴上駅」下車 徒歩5分
京都で名高い紅葉の名所「永観堂」
■アクセス
・地下鉄「蹴上駅」下車 徒歩15分
・市バス「南禅寺永観堂道」下車 徒歩3分
・市バス「南禅寺永観堂道」「東天王町」下車 徒歩8分
・市バス「南禅寺永観堂道」下車 徒歩3分
・市バス「南禅寺永観堂道」「東天王町」下車 徒歩8分
ノスタルジックにふける「インクライン」

大津と京都をむすぶ舟運ルートの一部であるこの場所では、水辺での落差があるため台車で舟が運ばれていました。

当時の線路は歩いて通ることができ、桜や紅葉も楽しむことができます。
■アクセス
地下鉄「蹴上駅」下車すぐ
琵琶湖疎水に触れる! 「琵琶湖疎水記念館」

琵琶湖疎水竣工100周年を記念して立てられた施設「琵琶湖疎水記念館」。

琵琶湖疎水に関する資料が展示されており、南禅寺の水路閣とインクラインを見た後に立ち寄ると、いっそう興味深く感じられます。

ぜひ、琵琶湖疎水記念館で、現在のインクラインの姿と当時の復元ジオラマを比べてみてくださいね。おもしろい発見がありますよ。
■アクセス
地下鉄「蹴上駅」下車 徒歩6分
季節を問わずに訪れたい、情緒豊かな南禅寺
いかがでしたか? 桜と紅葉のシーズンだけでなく、一年中楽しめる南禅寺。お気に入りの季節はいつでしょうか…
広い境内をゆったりとした気持ちで歩いたり、庭園で緑と風の薫りを感じたりしていると、不思議に心が洗われていきますよ。
まだ訪れたことがない方は、ぜひ、南禅寺で落ち着いた時間を過ごしてくださいね♪