京都の紅葉スポットはココ。京都の「源光庵」で秋を堪能
そうだ、京都に紅葉を見に行こう!と思い立ったけども、京都には紅葉スポットがいっぱいあります。限られた時間、どこに行こうか迷っているアナタにおすすめなのが、「源光庵」です。毎年秋の紅葉の見ごろの時期には、多くの観光約が訪れます。撮影スポットは、立ち入り禁止エリアになっていることがあるため、写真撮影もスムーズ!ステキな紅葉の景色を眺めることができますよ。(2016年08月17日 最終更新)
古都の秋を楽しもう!
京都は国内外から多くの観光客を惹きつけ、日本を代表する観光地として名を馳せていますよね。そんな京都が最も魅力を増す季節こそ、秋。京都の木々の葉が色を変えた姿は、まるで貴族たちの十二単のように鮮やかです。日本人なら多くの人が、秋に訪ねてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
でも、京都の紅葉スポットって、たくさんありすぎて分からない!そんなあなたにおすすめしたいのが、今回ご紹介する「源光庵」です。古都に息づく文化と紅葉の美を堪能しに、出かけましょう。
源光庵とは
源光庵の歴史は古く、その開基は1346年に遡ります。臨済宗のお寺として建設されましたが、一時は衰退。その後、曹洞宗に改宗を経て再び勃興し、今に至ります。お寺のことを詳しくない人でも、丸い窓と四角い窓が並ぶ風景は見たことがある人が多いかと。「そうだ 京都、行こう」のポスターが一番印象的です。
アクセス
京都駅から地下鉄烏丸線に乗車し、「北大路駅」下車。市バス北1系統に乗換をして、「鷹峯源光庵前」下車して徒歩約1分で入口に到着します。観光名所なので、渋滞や混雑が予想されます。時間に余裕をもって、行きましょう。
見どころを紹介!
ここでは、源光庵の見どころを紹介していきます。観光に行って、十分にその魅力を堪能できるよう、チェックしてくださいね。
見どころ①:2つの窓
源光庵でもっとも有名なのが、本堂にある2つの窓です。それぞれ丸と四角という異なった形をしており、秋にはあでやかな紅葉が見えるのですが、実は仏教的な深い意味が込められているのです。
見どころ②:血天井
さて、先ほどの「2つの窓」とは打って変わって、こちらは歴史のほの暗さを感じさせるところ。「血天井」です。源光庵の天井をよくよく見てみると・・・なんと血痕が。リアルな手形や足型が残っているので、ホラーが苦手な方は注意が必要です・・・。
見どころ③:庭園
最後にご紹介するのは、伝統的な日本の庭のスタイルが見受けられる源光庵の庭園です。借景(しゃっけい)と呼ばれる、自然の雄大な風景を庭園の一部であるかのように利用する造園法を用いています。ここでは、京都市内の北山を庭園の一部にしています。
注目!立ち寄りグルメスポット
せっかく京都に来たんですから、少し寄り道しませんか?源光庵を楽しんだ後に行ける、グルメスポットを紹介します。めいっぱい紅葉を楽しんで心を満たしたら、ここでお腹も満たしてください♪
グルメスポット①:光悦茶家
源光庵から徒歩5分。京都でしか育たない京野菜・辛味大根を薬味とした蕎麦が食べられます。時代劇に登場しそうな、風情あるたたずまいのお店。店内には囲炉裏があり、ほっと一息できる空間となっています。
グルメスポット②:かざりや
源光庵から少し離れた場所にある、「かざりや」。源光庵からは徒歩20分、車で5分のところにあります。こちらも時代劇のセットのような外観。江戸時代に創業したお店です。ここでは、「あぶり餅」が食べられます。「あぶり餅」は、きな粉をつけた餅を竹串に刺して、炭火で焼き特製味噌だれをつけたもの。古くから、疫病除けに利益があるといわれています。
秋はぜひ源光庵へ!
いかがでしたか?京都での紅葉鑑賞におすすめの源光庵を、見どころとともにご紹介しました。撮影スポットは、立ち入り禁止になっているので、キレイな写真が撮れますよ。今年は、京都の魅力をぎゅっと凝縮したような源光庵へ、古き良き日本の秋を感じに行きませんか?