辰年にしか開帳されない秘仏!京都・六波羅蜜寺は空也上人立像が必見!
繁華な街中にある『六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)』は、空也上人が阿弥陀仏を口から吐いている像があることで有名ですが。観光スポットとして名所と呼ばれるほど有名な寺院ではありません。同じ東山エリアにある「六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)」とごちゃ混ぜになっている人もい多いようですが、ここには辰年にしか開帳されない秘仏があります。彫刻が素晴らしく宝物館では仏像が拝観できるなど、仏像マニアにはちょっとたまらないおすすめスポットを紹介します。(2017年02月28日 最終更新)
平家と縁の深い六波羅
「本堂」は重要文化財
本堂は室町時代のものがそのまま残されており重要文化財に指定されています。その本堂の斜め前に立つのが秘仏である十一面観音像を模したもの。本尊である十一面観音像は国宝指定ですが12年に一度“辰年”のみに開帳される貴重なものです。初めて六波羅密寺に足を踏み入れた人は『国宝が野ざらしに!』と驚くようですが、本物は柔和な表情が素晴らしく非常に美しい観音像です。一生に一度は辰年にここを訪れて本物を拝顔いだだきたいと思います。
「宝物収蔵庫」でたくさんの仏像に出会う
年末は「空也踊躍念仏厳修」の行事に参加できる!
おはようございます!くもり空の京都西陣です。
先日、六波羅蜜寺で空也踊躍念仏厳修(かくれ念仏)を拝観してまいりました。荘厳な雰囲気の中での念仏、とても清々しい気持ちになりました!12/31に結願、公開は12/30までです〜。 pic.twitter.com/xIUSwcO0r3— ゆうもちゃん (@yuumo_chan) 2014年12月20日
都七福神のおひとり、金色の「弁財天」

冬の京都は『都七福神めぐり』で新春の福を呼び寄せよう!
室町時代からの七福神信仰は農民をはじめとし、漁民にも広がり、江戸時代には一般市民も七福神巡りを行いました。全国で七福神巡りは行われていますが、京都の七福神巡りは美しい御朱印集めもできるので「御朱印ガール」には魅力的。今年は、京都の七福神に会いに出かけましょう。
2016年12月07日
京都の『都七福神めぐり』については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
【交通アクセス】
京都駅:市営206甲「北大路バスターミナル行」に乗車、「清水道」バス停下車、徒歩6分
京阪電車:「清水五条駅」から徒歩7分